「読者が選んだ〈私の好きな岩波文庫100〉」フェア

読者からの投票による上位100書目によるフェアを実施している。書店でポスター、陳列を見た人も多いだろう。一位は、夏目漱石の『こころ』であり、他にも漱石の作品が上位に目立つ。順位の詳細は以下を参照してほしい。

フェアでは、恒例の『読書のすすめ』という小冊子を配布している。10人の著名人のエッセイが掲載されており、それぞれの人たちの読書について思いが伝わり興味深い。
それにしても、アンケートを寄せた人の年齢構成を知りたいものだ。相当高齢化しているのではないだろうか。20年後に岩波文庫が存続しているかという懸念は切実だ。