二極化時代の新・サラリーマン幸福術―年収1億円でも不幸な人生、年収300万円でも楽しい人生… / 森永卓郎 (著), 横田濱夫 (著)

二極化時代の新・サラリーマン幸福術―年収1億円でも不幸な人生、年収300万円でも楽しい人生…
『二極化時代の新・サラリーマン幸福術』(ISBN:476678278X)を読了する。森永卓郎の「年収300万円シリーズ(?)」のうちの一冊。このコンセプトで何冊出すのやら。テーマは、「はたして年収300万円で幸せにやっていけるのか」ということか。私自身は300万円で暮らしていけるかとなると、正直厳しいかなと思う。でも「フリーター」では、その金額が稼ぐのは容易ではないので、失業したらそれ以下の収入となってしまうのが現実だろう。本書にある「欧州の小市民」のような暮らしができれば理想的なのだろうが、今日の日本ではなかなか許されないだろう。