『エースをねらえ! 』を一気に観る

エースをねらえ! DVD-BOX
23日にスペシャル『エースをねらえ! 〜奇跡への挑戦〜』が放映されたが、それに合わせて3月までテレビ朝日で放送された連続ドラマ全9回が再放送されていた。ドラマ放映時はなにかと忙しくて見逃していたので、今回満を持して録画したものをこの週末に一気に観てしまった。山本鈴美香の原作コミックに、概ね忠実で好感が持てる。千葉ちゃんの空手はなかったけど…。やはり、プレイ中などの独白(モノローグ)が本作のポイントだろうか。
上戸彩内野聖陽という配役も成功している。内野聖陽文学座座員で本格的な演劇経験があるわけだが、この類のアイドルドラマへの出演をどう思っているか本音を聞きたいものだ。あやタンは、『あずみ』と同じ芸風?と思ったが、女子高生役ということで溌剌としていていい。助演クラスでは、緑川蘭子だけは納得いかない。もっと背が高くて、ヘアスタイルもボリュームがないと駄目だ。
この手のスポーツものは、劇中で役者のプレイを見ると萎えてしまうことが多いが、今回はCGでうまく処理されていたように思う。
これを機会に原作コミックを少し読み直してみたが、あの当時の少女マンガは、ほのぼのとしていてよい。BOXセットが発売されているが、中公文庫コミック版とホーム社漫画文庫版とは違うのだろうか。巻数が違うのがわかるのだが、版権の問題だけであろうか。