養生の実技 / 五木寛之 (著)



著者の「オレ流 養生訓」。
強い枝は折れるが、よくしなう枝は折れない。折れる前に曲がる。なかなか蘊蓄がある。また、一病息災という言葉もある。自分の体からの声に耳を澄ますことが肝要だと説いている。持病持ちは、少なからずそのような思考に至るのかもしれない。私自身もいくつかの持病と付き合ってきたが、注意していると体調が悪化する予兆を検知できるようになるものだ。
低気圧になると体調に注意という話があった、これは以前受診した医師も同じことを言っていた。台風が近づくと、体調を崩す人が多いのそうだ。これから、ちょっと天気図に注目してみようかと思う。
巻末の養生の実技100は一読の価値あり。