座頭市 逆手斬り(1965/大映)

新文芸坐で、『座頭市 逆手斬り』(森一生 監督)を鑑賞する。「勝新太郎映画祭」の中の一本。シリーズ第11作。話題は関西喜劇の名優・藤山寛美の好演だ。にせ座頭市を演じるなど、勝新との軽妙な掛け合いが楽しい。藤山寛美は銚子出身の設定だが、なぜか関西弁なのはご愛嬌といったところか。ラストの立ち回りでは、鞘を捨て敵の刀を奪っての二刀を披露している。そろそろマンネリ化の兆候が現れているような気もする。

スティーブ・ジョブズ、「銀座で”待ち伏せ”」

いよいよ11月30日に「アップルストア 銀座」がオープンする。写真が公開されているが、たいへんオシャレな感じだ。スティーブ・ジョブズもこれに合わせて来日するとのこと。

肺の話-岩波新書 / 木田厚瑞 (著)

肺の話 (岩波新書)
『肺の話』(ISBN:4004305829)を読了する。まず、肺の構造、はたらきを説明し、さらに肺の病気についてその予防、治療法など、肺と上手につきあっている方法を示している。内容はある程度は厳密な記述となっているのだろうか、専門用語が頻出していて内容の把握ができにくい。こういう話はNHKスペシャルのようなCGを駆使した説明があると判りやすいのだろう。だが、長年の臨床医の経験に裏打ちされている話は説得力がある。やっぱり、受動喫煙はたいへんに危険であることが印象に残る。また、医学も着実に進歩していおり、診断法や治療法についても近年長足の進歩があったことが伺える。