パリの哀愁 (1976/渡辺プロ)
自由が丘武蔵野館の『蘇るショーケン&ジュリー伝説』で、パリの哀愁(監督: 出目昌伸)を鑑賞。沢田研二主演のメロドラマ(!?)。アイドル映画にしては、濡れ場もあり濃すぎる内容。
画学生ジュリーとパリの人妻との道ならぬ恋の行方。マフィアとも通ずる夫の脅威から一旦は別れを決めた二人だったが、ジュリーの情熱に人妻は駆け落ちを決意するのだった。 事故やテロなどいろいろなことがかれらの身にふりかかるが、一番たいせつなのは愛。想われながら安住の地を振りきるしかないジュリーの姿が美しい。典型的なメロドラマかと思いきや、人妻がマフィアのボスの女だったことから、国際テロへと続くラストへ。
ちょっと感想を思いつくままに。
- ジュリーの仏語… ジュリーの金沢弁は絶対に違うぞ
- 大滝秀治が加賀友禅の職人。あいかわらずの芸風。
- あっけにとられるような唐突なストーリー展開。
- ヒロインのマリー(クローディーヌ・オージェ )がでかすぎる。ガタイがよすぎ。ボンドガールだったみたい。脱いでます。