ラストUボート (1993)

雨だったので、引き続き「ラストUボート」(ASIN:B00006S2RN)を鑑賞する。劇場未公開作品とのこと。

1945年、ゲルバー艦長が指揮するUボートは、ノルウーを密かに離れ日本に向かった。原爆製造用のウラン、最新の電波発信装置、ロケットエンジンを積み、そして二人の日本人、巽、木村両中佐を乗せて。ドイツの敗戦は濃厚、日本軍は最終作戦を実行に移したのだ。世界で初めて原爆を完成させ、連合国に落とす。それが成功すれば不利な戦況は一気に覆ることは間違いない。だが連合国側は諜報部員によってその動きを知り、イギリス軍駆逐艦リバプールが追跡を開始した。そしてついに目標を発見、海中に爆雷を次々と落としていった。深く潜航したUボートにも激しい衝撃が走る。自国の敗戦を知るゲルバー艦長は戦わずに乗員を助けるべく全力を尽くすが、同乗したベック法務官は乗員を脅し、魚雷を発射させた!リバプールは沈没した。だがそれで済むはずはなかった。すぐにアメリカ軍駆逐艦サットンが追跡を開始。傷ついたUボートは絶体絶命の時を迎える。果たして彼らの運命は、そして最終計画は・・・。本作は実話である。

TUTAYAでパッケージに惹かれ借りてきたが、ちょっとハズレだった。TVムービーなのか画面は 4:3 で、ストーリも薄っぺらい。潜水艦戦での駆け引きのおもしろさも表現できていない。最後に、自決する日本人将校は印象に残る。実話は重い。