真田幸村の謀略(1979/東映)

中野武蔵野ホールで、『真田幸村の謀略』を鑑賞する。ラスト1本だったので、500円だった。平日の夕方にも関わらず、入れ替わりにサラリーマンの人たちが出てきたが、サボりだろうか。

監督:中島貞夫
脚本:笠原和夫/松本 功/田中陽造/中島貞夫
出演:松方弘樹/萬屋錦之介/あおい輝彦/真田広之/片岡千恵蔵/高峰三枝子/丹波哲郎/梅宮辰夫

つまり、そういう東両国のワールドを戦国時代に持てきたみたいな感じにしちゃったんですね。やりかけていた「東京革命戦争」のアナーキスト・グループの話とか、いろんな要素が混じってきて山窩−草の者というものの中に投入していったわけだよ。で、表社会に出てこない草の者の思想とか友逆の思想というものをおもいっきり出していってね。だから非常に書きやすかった。何かあるじゃない、自分の中にある自分なりの芽というものが。それにどんどん水をやって育てていけばいいわけだからね。だから猿飛佐助をエイリアンにすると決めて、会社と中島に了解をとってからは、あとは非常に楽しかったよ。どんどん話が膨らんでいっちゃう。

上映館のチラシより

  • 時代劇かと思ったら、SFだったのか。
  • JACがいっぱい出ているのに、千葉真一が出ていないのが残念。
  • 秀頼の小倉一郎がハマリ役
  • 当時はVFXがなかったので、かなりの大作。しかも長い。
  • ヒロイン不在がちょっとつらい。
  • 戸浦六宏の出番が多くてうれしい。