高校生番長(1970/大映)

銀座シネパトスで、『高校生番長』(帯盛廸彦監督)を鑑賞する。「ダイニチ映配特集 Vol.2」のなかの一本で、ひさしぶりのシネパトスだ。末期の大映が打ち出した「ジュニア・セックス路線」で、全日制と定時制の対立が引き起こした事件を描いている。当時の高校生は、それほど性的衝動が凄かったのか。ヒロインは、南美川洋子。篠田三郎が弱々しくてよい。当時のコピーは、こんな感じ。(汗)

「グーなナオンはやっちまえ! キザなセイガクはぶっ殺せ!
性教育なんてナンセンス! 制服のナカミはセックスだ!」