おろしや国酔夢譚(1992/大映,他)

自由が丘武蔵野館で『おろしや国酔夢譚』(佐藤純彌監督)を鑑賞する。「大怪優 三谷昇」のなかの一本。鎖国日本にあって、ロシアに漂着した光太夫らが、広大なシベリア大陸を走り抜けた様を描く冒険記。極寒のシベリアと華やかな首都ペテルブルグの対比が際立っている。苦難の末、帰国するも鎖国のなか決して歓迎されず、ようやく幽閉扱いで江戸に迎え入れらたとのこと。
上映前に、三谷昇トークショーがあった。舞台出身らしく、よく通った声で元気な様子。