僕は天使ぢゃないよ(1974/芽璃懺堂)

ラピュタ阿佐ヶ谷で『僕は天使ぢゃないよ』(あがた森魚監督)を鑑賞する。「あがた森魚の二十世紀映画館」のなかの一本で、あがた森魚が監督・脚本・出演を手がけたレアな作品。
あがたが演じる一郎と恋人幸子*1のだらだらした同棲生活を描く。70年代テイスト満点のの映画で、アニメやモノクロ映像が混在するサイケな雰囲気の映像で、フォークソングもいい感じだ。大瀧詠一、山本コウタロー、桃井かおりらの脇役たちも、いまになればなかなか豪華なキャストである。幸子の幸はどこにある〜。と、歌う挿入歌も懐かしい。

• jmdb: http://www.jmdb.ne.jp/1977/da001330.htm

*1:斉藤沙稚子が演じていて気に留めていたが、他の作品での露出はないようだ。