技研公開2004

NHK放送技術研究所の公開展示を見学に行った。まず到着して研究所が立派なのが驚いた。さすが、NHKというべきであろうか。
展示の目玉は、「走査線4000本級超高精細映像システム(スーパーハイビジョン)」と「インタラクティブ3D映像音響再生システム」だろうか。特に、スーパーハイビジョンの展示では、屋久島をロケした短いプログラムを上映していたが、驚くばかりに高精細である。単純に比較できないだろうが、35mmフィルムと比べて画質はどうなのか興味のあるところだ。
また、携帯・移動体受信の展示で地上波ディジタル放送を受信できる携帯デバイスが面白いとおもったが、地下鉄通勤は明らかに不利だなと感じたが随分気のはやい話しである。
比較的短いスパンで実用化できると思われるものでは、PCとテレビが連携して、テレビから流れる情報に興味を持ったその場ですぐ、パソコンからインターネット上の番組ホームページや関連情報コンテンツに簡単にアクセスできるシステムを提案していた。なかなか便利だと思う。
(AV Watch) http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040527/nhk.htm