座頭市御用旅(1972/勝プロ 他)

浅草名画座で『座頭市御用旅』(監督:森一生)を鑑賞する。昨年の新文芸坐で開催された「勝新太郎映画祭」では「座頭市大映作品全18本が上映されたが、これは勝プロ作品ということで、そこでは上映されなかった。シリーズ第23作。
既に確立されたパターンどおりの作品で全体としてはマンネリ気味だろうか。森繁久彌三国連太郎といったベテランを配しているが、あまり生きていないようだ。高橋悦史の剣客らしいぎらぎらした様子はなかなかいい。若い頃の大谷直子も可憐だ。