大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966/大映)

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン [DVD]
銀座シネパトスで『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(監督:田中重雄)を鑑賞する。湯浅憲明は特撮監督となっており、ガメラ・シリーズは本作からカラー作品となる。
前作では、ガメラを載せたロケットが火星に向けて打ち出されたが、隕石に衝突してガメラが開放され、再び地球に戻ってきてしまう。なんという、ご都合主義だろうか。ガメラは真空でも生存できるのか、というツッコミはなしだ。
怪獣バルゴンの卵をニューギニアから持ち帰るのだが、そこの土人*1の娘が江波杏子といった配役だ。他の土人が黒いメイクをしているが、彼女だけ色白で、まるで日本人だ。顔は濃いのだが…。これといった特徴のない映画に、彼女は花一輪という感じだ。
また、今日は観客のなかに子供が何人かいた、レイトショウなのにいいのか。

*1:土人」というのは差別用語かもしれないが、映画での表現のまま書く。原住民といった意味だが、差別的な意味合いがあるかは議論がわかれる。