炊飯器とキーボード―エッセイストの12ヵ月 / 岸本葉子 (著)

炊飯器とキーボード―エッセイストの12ヵ月 (講談社文庫)
著者の日常を描くエッセイ集。タイトルは家事と仕事が渾然となっている日常を象徴しているものか。自分の本の売れ行きを気にかけて、近所の書店に偵察にいくあたりが実に楽しい。また、カルチャーセンターの講師を担当していたとのことだが、うーむ受講してみたいものだ。今回、この本は旅先で読んだが、この類の軽い本は旅の供にぴったりかも。