現代好色伝 テロルの季節 (1969/若松プロ)

銀座シネパトスで『現代好色伝 テロルの季節』(監督: 若松孝二)を鑑賞する。反体制からの脱落者が女二人と暮らしている。この男が精力絶倫で、映画は3Pの場面が延々と流れる。その元・活動家を監視する刑事ふたりといった構図はおもしろい。結局、テロは防げなかったわけだが…。
ラスト近く、日米の国旗が風に翻るのと、3Pの場面が重ねられる映像が印象的であるが、これはオマケかな。唐突なエンディングのなか、呆気にとられたまま終演。男としては、一度はこれだけもててみたいものだ。