家にいるのが何より好き / 岸本葉子 (著)

家にいるのが何より好き

家にいるのが何より好き



を読了する。
著者の「家もの」エッセイの気取らないところが好きだ。暮らしのヒントも隠されているような気がして今回も本書を手にとる。「ババシャツ」と「テレビドラマ・大地の子」が印象に残った。
ババシャツとあるが、ICI石井スポーツのようなアウトドアショップで扱っているインナーウエアに触れている。結構、値の張るものではあるが、確かに暖かい。今年は暖冬とはいうが、季節がら寒さへの備えは気になるところだ。街着のときに着用しようと思ったことはないが、これで「ごあごあ」したコートを着なくてすめば、これはいいかもしれない。
大地の子」は、内容については余り記憶がないが、たしか上川隆也が出演していたはずだ、これは先日観た映画「隠し剣 鬼の爪」でも主演をしておりちょっとした上川繋がりだ。作者がビデオ留守録に挑戦したり、原作の文庫を一気読みするあたりの「はまり」具合がなかなか愉しい。