ゴジラ FINAL WARS (2004/東宝)

ユナイテッド・シネマとしまえんで『ゴジラ　FINAL WARS』(監督: 北村龍平)を鑑賞する。着ぐるみゴジラの最終作。
怪獣映画なのに、ケイン・コスギらのカンフーシーンやアクションシーンが多く最初はどうなるかと思ったが、侵略者・Ｘ星人が登場してからは、それらしくなりホッとする。「空飛ぶ戦艦」というのはカッコいい。こういうのは、やはりいいものだ。
出演者では、菊川怜、水野真紀(なぜか姉妹役!)の太もももあらわにしての無意味なミニスカートがうれしい。 北村一輝の切れっぷりも期待通りだ。ただ、國村隼のまじめな演技が浮いていたような。そういった役柄なのかもしれないが。
ゴジラが、侵略者に操られた怪獣を撃破していくのが見せ所だ。ゴジラと対決するのは、シリーズにこれまで登場した怪獣たちなのだが、キングギドラがいないなぁ、と思っていたら最後に登場する怪獣が変態して…。これまた、きっちり落としてくれる。
小ネタだが、宝田明の「昔は百発百中だった…」というようなセリフがあったが、往時『１００発１００中*1』(監督: 福田純)というスタイリッシュな映画に出演していたと、わかった人は何人いただろうか。
最後のゴジラということで、なんでもありということで、堪能しました。

*1:１００発１００中: http://www.jmdb.ne.jp/1965/co004530.htm