エイリアンVS.プレデター (2004/米)

ユナイテッド・シネマとしまえんで『エイリアンVS.プレデター』を鑑賞する。周りで「おもしろくなかった」という話を聞いており打切りになる前にシネコンで観ておくか、ということで出かる。
2大スターの競演と期待が大きかっただけに、映画の出来にはガッカリした。ピラミッドの存在理由などの設定がいかにも無理やりという感が拭えない。それに、どうでもいい前フリの説明が長い、とっととバトルシーンに突入せんか。
エイリアンとプレデターの肉弾戦が最大に見どころ。とういか,それ以外は見るべきところがない。プレデターがヒロインとタッグを組むのもなんだかなぁー、といった感じだ。双方のシリーズのオマージュというかお約束ネタを仕込むに汲々して、全体を見ていなかったのか。私はどちらのシリーズにもあまり思い入れがないが、ディープなファンの人たちにはどう映るだろうか。「お祭り」だから、良しとしよう。
途中、エイリアン、プレデターおよび人間の関係が古文書から無理やり明らかになる。プレデターは恒星間航行もこなす高度な知的生命体なのに、考えることは幼稚だな。