恥ずかしい読書 / 永江朗 (著)

恥ずかしい読書

恥ずかしい読書



読了。本の読み方について書いてある本。ドキッとしたのは、電車で読書するのは目に負担になるので、筆者は、それを止めたという件だ。確かに、細かい振動のなかでの読書は目によくはなさそうだ。でも、これはやめられない。せめて、家の読書用のスタンドを「バイオライト」にするとか、読書用の眼鏡を新調するなどの自衛策をとりたい。
他には、学生を連れての書店巡りも興味深く読んだ。千駄木往来堂江藤淳の肝煎りだったという東京堂書店などの都内の特色のある書店を案内してもらうのはおもしろそうだ。筆者の書斎と思しき写真が口絵にあり、アーロンチェア、立派な木製デスクや壁に据付の本棚などあり、なかなか羨ましい。