妻(1953/東宝)

新文芸坐で『妻』(監督: 成瀬巳喜男)を観る。「名匠 成瀬巳喜男の世界」のなかの一本。
上原謙高峰三枝子が、結婚して十数年が経たあまりうまくいっていない夫婦を演じる。あまり有名な作品ではないが、二人の持ち味がよく出ていてなかなかの佳作。
三國連太郎が、二人の家に下宿する調子のいい美大生を好演。