宇宙戦争(2005/米)

ユナイテッド・シネマとしまえんで『宇宙戦争』(監督: スティーブン・スピルバーグ)を観る。
舞台はアメリカ東部。稲光とともに、地底から巨大ロボットが現れる。地球より進んだ科学力を有する異星人が操る兵器(トライポッド)が破壊の限りを尽くす。
SFというようりも、パニック映画やホラー映画といった類の作品だ。確かに映像に迫力はあるが、異星人の知性が全く感じられないのが不満だ。長い間、地球を調査した後での、侵略のはずなのに、最後にトライポッドが動けなくなるというのも納得できない。
また、徹底して、港湾労働者のトム・クルーズの周辺を描いているので、地球側も政府関係者や科学者が登場しないのもつまらない。
それにしても、トム・クルーズ演じるレイの娘が煩い。
ちょっと期待はずれだった。H.G.ウェルズの原作からの邦題もちょっと違和感あり。