バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(レクイエム)(2003/東映)
池袋で、『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(レクイエム)』を鑑賞する。レイトショウだったので1200円だった。
残念ながら、期待はずれだった。どうせならもっとはじけて欲しかった。
- 前作からのつながりが十分描けていないので、新宿副都心のテロの政治的意味が不明確で、ストーリーに入り込めない。そもそも、「ワイルドセブン」なるテロ集団の目的がよくわからない。
- 前作のお気に入り宮村優子のルール説明のビデオがなくなっていたのは残念。
- 上陸シーンは、『プライベート・ライアン』のパクリか。それには当然及ばない。
- 竹内力の最期のラグビースタイルはギャグか!?
- 反米・反戦の安易なメッセージがいただけない。軽薄だ。
- 島での戦闘シーンが、群集劇をしてみると迫力があるがリアルさに欠ける。攻める側も制空権があるのだから、ただ力押しというわけはないだろう。その割には、主犯にあっさり逃亡を許しているし、お粗末。