十二人の怒れる男(1957/米)
新文芸坐で『十二人の怒れる男』(シドニー・ルメット監督)を鑑賞する。ヘンリー・フォンダが製作・出演、裁判での12人の陪審員たちの討論を描く傑作。しかし、12人の陪審員がすべて白人男性というのは偏っていないだろうか。また、日本でも、市民が裁判に参加することの是非が論じられているが、一定の資格が必要かなと思ってしまう。後に三谷幸喜が『12人の優しい日本人』を書いたのは本作の影響による。
- 原題: 12 Angry Men
- IMDb: http://us.imdb.com/title/tt0050083/