ミスティック・リバー(2003/米)
三軒茶屋シネマ*1で『ミスティック・リバー』(クリント・イーストウッド監督)を鑑賞する。派手な演出はなく淡々とストーリーが進んでゆくミステリー映画。個性的な三人の俳優、ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコンの演技がとにかく熱い。全編通して暗く重い映画で、考えさられることが多い作品だ。鑑賞後、どうも腑に落ちないことがあることに気づく。デイブ*2の自動車の血痕はどうなったのか。彼は、いったい誰を殺したのか。大事な伏線を見落としていたのかもしれない。機会があれば、DVDで再度チェックしてみようと思う。気分的にはもっと爽快な映画を見たかったのだが。勢いでこれを観ることになる。
舞台はあこがれのボストンだが、大学の街といったイメージとは違いダウンタウンの貧乏そうな街並みで、住民の品性もあまりよろしくない。ボストンの一面をみたようで、ちょっとした収穫か。