殺人狂時代 (1967/東宝)

新文芸坐で『殺人狂時代』(監督:岡本喜八)を鑑賞する。
2年ほど前、天本英世の追悼企画で観たのを思い出す。仲代達矢の演技もさすが*1であるが、マッドサイエンティストの天本が秀逸。ドイツ語のセリフも堂に入っているが、本人は本を著すほどスペインが好きだったらしい。
本作は岡本監督らしい軽妙なアクション・コメディに仕上がっている。団令子が妙に色っぽいのいい。

*1:柳沢きみおの「DINO(ディーノ)」のような役どころ。