2004-03-27から1日間の記事一覧

曽根崎心中(1978/行動社、他)

新文芸坐で『曽根崎心中』(増村保造監督)を鑑賞する。有名な近松門左衛門原作を、大映出身の増村保造がATGで映像化。梶芽衣子の心中相手は、宇崎竜童が演じており、音楽もダウンタウン・ブギウギ・バンドの演奏が効果をあげている。梶芽衣子の「さそり」「修…

ジーンズブルース 明日なき無頼派(1974/東映)

新文芸坐で『ジーンズブルース 明日なき無頼派』(中島貞夫監督)を鑑賞する。梶芽衣子と渡瀬恒彦のコンビの逃避行から自滅に至るまでを描く。梶のレザールックが素敵。 コンテナに閉じ込められて、遠方に運ばれるくだりはユニークだ。包囲する警官隊に梶が額…

女囚さそり 701号怨み節(1973/東映)

新文芸坐で『女囚さそり 701号怨み節』(長谷部安春監督)を鑑賞する。篠原とおる原作のコミックの映画化。シリーズ4作目。松島ナミはもちろん梶芽衣子で、主題歌「怨み節」を披露している。。共演者は、若き日の田村正和が青臭い革命家崩れを、細川俊之が公…

野良猫ロック マシン・アニマル(1970/日活)

新文芸坐で『野良猫ロック マシン・アニマル』(長谷部安春監督)を鑑賞する。ベトナム戦争での脱走兵に題材を求めており、時代を感じさせる。梶芽衣子は不良だがいい人を演じている。郷硏治がオイシイところを持っていっている。范文雀が、車椅子に使用してい…

「キル・ビル」関連企画 その4 梶芽衣子 再び

新文芸坐のオールナイト上映に出かける。「ぴあ」で購入した前売り券の整理番号がとても若かったので観客数を心配していたが、6割ぐらいの入りとまずまずであった。トークショウなど特別なイベントがなかった割には、思いのほか混雑しており、意外な感じを受…

中野武蔵野ホール閉館決定

中野武蔵野ホールが5月7日(土)に閉館することが決まった。2月の自由が丘武蔵野館に続いての閉館であり、武蔵野興業は、映画館事業からの撤退する方針なのだろう。新宿武蔵野館も時間の問題か。 http://www.musashino-k.co.jp/