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ミッドウェイ(1976/米)

レンタルDVDで『ミッドウェイ』(監督:ジャック・スマイト)を鑑賞する。実写フィルムを多用して、それなりの迫力なのだが、どこからの映画からの使いまわしが多く興ざめ。結局、チャールトン・ヘストンら豪華俳優陣のせいで、予算不足だったのだろうか。手抜…

戦後60周年記念特集@志木ららぽーとシネマ

志木ららぽーとシネマで、次の2本立てを鑑賞する。いずれも以前浅草東宝のオールナイトで観た作品であるが、スクリーンで観たくなったので、先週に引き続きちょっと出かけてみた。 太平洋奇跡の作戦 キスカ (1965/東宝) 潜水艦イ-57降伏せず (1959/東宝) 志…

007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997/米)

『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(監督:ロジャー・スポティスウッド)をレンタルDVDで鑑賞する。ジェームズ・ボンドの活躍を描く「007」シリーズ第18作。5代目ジェームズ・ボンドことピアース・ブロスナンの出演第2作。 ボンドガールの香港のアクション女優…

大日本帝国(1982/東映)

志木ららぽーとシネマで『大日本帝国』(監督: 舛田利雄)を鑑賞する。「戦後60周年記念特集」のうちの一本。好きな映画のひとつ。いくつものドラマが同時進行する群像劇。笠原和夫の脚本が冴えている。 何度観ても、五木ひろしが歌う主題歌「契り」には泣かさ…

ボーン・スプレマシー (2004/米)

ユナイテッド・シネマとしまえんで『ボーン・スプレマシー 』(監督: ポール・グリーングラス)を鑑賞する。最終日。 前作『ボーン・アイデンティティー』の続編であり、主人公の他にも黒幕などが引き続いて登場して、前作のもやもやした感じに決着を付ける。…

TAXI NY (2004/米)

三軒茶屋シネマで『TAXI NY』(監督: ティム・ストーリー)を観る。リュック・ベッソン製作の『TAXi』(1997/仏)を、彼自身の手でリメイクしたハリウッド版。車はプジョーからフォードに。これが、あまり速そうにみえないのが鬱。 タクシー運転手の黒人女性の…

下妻物語(2004/制作委員会)

新文芸坐で『下妻物語』(監督: 中島哲也)を鑑賞する。嶽本野ばらのベストセラー小説の映画化。 ロココと下妻の取り合わせが凄い。以前、仕事の都合で心ならず(失礼!)も茨城県民だった事があるので、常磐線や取手のあたりの映像は懐かしく見た。 本作は、深田…

新選組(1969/三船プロ)

船堀シネパルで『新選組』(監督: 沢島忠)を鑑賞する。昨年の大河ドラマ『新選組!』と比べると、キャストがいかにもオッサンだ。近藤勇(三船敏郎)、土方歳三(小林桂樹)、芹沢鴨(三国連太郎)といった具合だ。当初、小林桂樹が扮する土方はどうかと思ったが、…

助太刀屋助六 (2002/日活=フジテレビジョン)

NHK-BSで『助太刀屋助六』を観る。今月死去した岡本喜八監督の追悼番組。 真田広之が終始ハイテンションで、おまけに、鈴木京香がおぼこ…!?。軽快な演出と、芸達者な俳優陣により痛快娯楽時代劇に仕上がっている。最後のどんでん返しもいい。ジャズが流れ…

エクスドライバー the Movie (2002)

『エクスドライバー the Movie』(監督: ワタナベシンイチ)を鑑賞する。AIカーという設定はどうかと思ったが、車が全面CGでなかなかカッコいい。まるで、頭文字[イニシャル]Dのようだ。 まぁ、お子様向けといった作品。三石琴乃が出演しているのは、勝手に注…

劇場版 ああっ女神さまっ (2000)

『劇場版 ああっ女神さまっ』(監督: 合田浩章)を鑑賞する。もう5年前になるのか、公開当時、劇場で観た記憶があるが、定かではない。 このアニメの魅力は、ベルダンディーのキャラとお姉ちゃんこと井上喜久子に尽きる。現在、TBSの深夜枠で新作が放映されて…

サクラ大戦 活動写真(2001)

サクラ大戦活動写真(監督: 本郷みつる)を鑑賞する。架空の時代「太正」の帝都東京。表の顔は大帝国劇場のスター帝国歌劇団として活動し、その裏では帝都を守るべく結成された帝国華撃団の活躍を描く。ミュージカルの場面では、歌がヘタでがっくりする。まあ…

キノの旅 the Beautiful World (2002)

『キノの旅 the Beautiful World』(監督: 渡辺高志)を鑑賞する。新作「何かをするために -life goes on-」の他、WOWOWにて放映された「コロシアム(前・後編)スペシャル・エディション版」も同時上映されていた。この世界観はなかなか興味深く、惹きこまれ…

日本海大海戦(1969/東宝)

船堀シネパルで『日本海大海戦』(監督: 丸山誠治)を鑑賞する。三船敏郎特集の一本。 1904年に始まる日露戦争の全貌を描く。円谷英二の特撮も冴えている。主に東郷平八郎元帥が指揮する日本海海戦を描く。バルチック艦隊の行方を巡り、東郷提督が取り乱す場面…

華氏911 (2004/米)

新文芸坐で『華氏911』(監督: マイケル・ムーア)を鑑賞する。 公開当時観れなくて、ようやく本日観ることができた。地元のモールで職にあぶれた若者を集めて戦場に送る。その一方、戦争で大儲けする奴等がいる。これがアメリカの縮図か。J・W・ブッシュ…

武闘拳 猛虎激殺!(1976/東映)

新文芸坐で『武闘拳 猛虎激殺!』を鑑賞する。倉田保昭主演の本物の虎と対決するといったツッコミどころ満載のキワモノ映画。トークショーで、千葉真一がオファーを断ったので、おはちが回ってきた、とこぼしていた。空手の試合で「必殺空中二段蹴り」と、ス…

ファイナル・ファイト 最後の一撃(1989/倉田プロ)

新文芸坐で、『ファイナル・ファイト 最後の一撃』(監督: 後藤秀司)を鑑賞する。 倉田保昭主演のマーシャルアーツもの。Gメン75でお馴染の筋肉モンスターのヤン・スーが敵役を演じており懐かしい。ごつい体格ながら、なかなか俊敏な動きだ。ストーリーはさて…

黄龍 イエロードラゴン(2003/倉田プロ)

新文芸坐で、『黄龍 イエロードラゴン』(監督: 鹿島勤)を鑑賞する。倉田プロモーション創立20周年記念映画。 服用することで身体機能が通常の何倍にも増強されるという薬“イエロードラゴンを巡る争いを描く。秘密基地(?)など見どころは多いのだが、寒いス…

血と骨(2004/製作委員会)

新文芸坐で、『血と骨』(監督: 崔洋一)を鑑賞する。盛況ナリ。 梁石日の小説の映画化。朝鮮から大阪へ移民してきた金俊平の激烈な死闘と数奇な運命を描く。出演者の熱演で、たいへん迫力のある映像に圧倒される。特に、ビートたけしとオダギリジョーとの親子…

ヒットラー(2003/米)

[DVD]" title="ヒットラー [DVD]" class="asin"> レンタルDVDで『ヒットラー』を観る。米国のテレビドラマ。 ヒットラーの少年時代から、ナチで実権を掌握する第二次大戦前夜までの半生を描く。主演のロバート・カーライルの役作りは職人芸だ。一見の価値あ…

ボーン・アイデンティティー (2002/米)

ユナイテッドとしまえんで『ボーン・アイデンティティー』(監督: ダグ・ライマン)を鑑賞する。新作『ボーン・スプレマシー』のプロモーションで、旧作を特別上映。なんと500円也。洋画は旧作の上映機会は少ないので、このような企画は嬉しい。 パリをミニで…

スパイ・バウンド(2004/仏=伊=スペイン)

ユナイテッド・シネマとしまえんで、『スパイ・バウンド』(監督: フレデリック・シェンデルフェル)を衝動的に鑑賞する。場内は閑散。 フランス対外保安総局(DGSE: Direction Generale de la Securite Exterieure)のスパイとして活動するヒロインが、スパイ稼…

若い貴族たち 13階段のマキ (1975/東映)

ラピュタ阿佐ヶ谷で『若い貴族たち 13階段のマキ』(監督: 内藤誠)を鑑賞する。水曜サービスで、1000円也。今晩、日朝サッカー戦にも関わらず盛況だった。客層が違うのだろう。 梶原一騎原作の劇画を、志穂美悦子主演で映画化。“13階段のマキ”をリーダーとし…

巨人と玩具(1958/大映)

新文芸坐で『巨人と玩具』(監督: 増村保造)を鑑賞する。開高健の同名小説のの映画化。キャラメル販売を巡る宣伝合戦を題材に、60年代の高度成長時代の悲喜劇を描く。 前半の野添ひとみは、ちょっとはしたないかも。後半の長めのダンスシーンは、当時にしては…

氷壁(1958/大映)

新文芸坐で『氷壁』(監督: 増村保造)を鑑賞する。井上靖のベストセラー小説の映画化。多分初見。 本邦初の山岳映画かどうかは別にして、なかなかカメラが健闘しており、技術が未成熟な当時においては、山岳シーンは迫力がある。「ビニールザイル」は、本当に…

暖流(1957/大映)

新文芸坐で『暖流』(監督: 増村保造)を鑑賞する。特集「鬼才 増村保造」のなかの一本。岸田国士の同名小説の映画化。 石渡ぎん(左幸子)の日匹祐三(根上淳)に対するひたむきさが凄い。その思いが成就する結末にはホッとする。ドラマは病院経営を巡る寥々とし…

風の谷のナウシカ(1984/徳間書店=博報堂)

先日読んだ『あの旗を撃て!』に触発されて、レンタルDVDで『風の谷のナウシカ』(監督: 宮崎駿)を、鑑賞する。何度も観たアニメであるが、今回は庵野秀明と片山一良のオーディオ・コメンタリー付きで観てみた。DVDならではの楽しみ方だ。「このシーンは原画を…

007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999/英=米)

レンタルDVDで『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(監督: マイケル・アプテッド)を観る。 ソフィー・マルソーがボンドガールかよと思ったが、実はパイプラインの権益を狙う黒幕という設定。拷問椅子でボンドをいたぶるなどシーンは正気の逸脱していてかなり…

オペラ座の怪人(2004/米=英)

ユナイテッド・シネマとしまえんで、『オペラ座の怪人』(監督: ジョエル・シュマッカー)を鑑賞する。映画の日で、1000円也。 冒頭、廃墟となったオペラ座でのオークションの場面から、シャンデリアが釣りあがっていき、有名なファントムのテーマが流れて、往…

GUN CRAZY Episode2:裏切りの挽歌 (2002/日)

深夜のテレビ放送されていたのを録画で観る。菊川怜主演のアクション映画。確か、米倉涼子主演の映画との抱き合わせで、劇場公開されたはず。劇場公開というのは、箔付けとは云え、これで観客から木戸銭を頂戴するというのは、まったく酷い。Vシネマとすれば…